93年式の初期型だと思います。エンジンは一発始動でアイドリングも安定しており、馬力もあり、時速90kmぐらいまで難なく加速します。ただ絶頂とは言えないので、調整またはオーバーホールが必要です。大きな転倒が一回ありましたが、真っ直ぐ走るので、フレームは大丈夫だと思います。転倒の原因はベアリングの磨耗によるステムヘッドの弛みです。弛みは、バイク屋でベアリング交換の上調整済ですが、要管理です。転倒時に出来たタンクの凹みが右前方にあります。ハンドル振られ防止に中華製ステダンを後付けしています。メーターは品と交換して5万3千キロを指していますが、実際は6 万キロ超行っていると思います。無くなったウインカースイッチの押し込みボタンも品から移植しましたが、製造年度による微妙な違いで、しっくりしません。フロントフォークのアウターケースは品で、後年式のドレインネジがないタイブ、インナーチューブは社外品で、ルネッサ様だったので、大きな段差で底付音がしますが、機能的には問題無さそうです。クラッチ板は、プレートを含めてDIYで交換したばかりですが、ボスブレートの取り付けナットを目一杯締めても規定トルク値が出ませんでしたので、要確認です。ただ、回り止めワッシャーは入っているので、緩むことは無いと思います。今後、要交換なのはバッテリー、フロントディスクローターとパッドです。錆びは全体的に出ており、フロントとリアのスポークは、ホルツの黒錆化剤塗布後、シルバーベイントを塗ってます。クランクケースカバーは、磨くことを前提にクリア塗膜を剥がしましたが、磨き切れていません。マフラーは、右に転倒傷、左の底部に腐食穴があり、穴はパテイで塞いでありますが、機能的には問題ありません。以上ご理解の上、購入後の整備を前提に、出来れば現車確認の上ご購入ください。今月は、ほぼ在宅していますので、ご都合に合わせて現車確認に立ち会えます。自賠責は一年残っていますので、名義変更にて対応します。現ナンバーは返却、一時廃車にてお引き渡し予定です。ネイキッドとして抜群のスタイルですが、ダート用に改造してもトラクションのいいのロングストローク空冷Vツインです。積載のCCDカメラは結線していません。現車確認は取引成立後、日時と場所を打ち合わせさせていただき、お気にいらなけば取引をキャンセルしてください。