【1】概要・RFT/TONSIL社の Space design 球形スピーカーシステムペアです。・内蔵のフルレンジユニットは1970-80年代に制作され、RFT社のシステムなどに多用された定評ある12cm口径のTONSILのGD12/8です。・特徴はその形状にあります。・形状はほぼ完全な球形で指向性が前面だけでなく左右上下後方に大きく広がります。・素性の良いユニットなので音に芯があり超低音以外は高音質のHi-Fiユーズに使用できます。
・デスクトップやスタンド使用では付属のスタンドを使用します。・天吊りも可能です。・ニアフィールドで使用すると大きく音の広が素晴らしい音場型システムが実現できます。

【2】ユニット・型式：RFT/TONSIL GD 12/8・口径：120㎜・インピーダンス：4オーム・定格入力：8W・状態：大きなダメージは無く良好・そのほか：ライントランスは内蔵したままで配線はスキップしています。・従いましてアンプ出力は4～16オームでOKです。
・GD 12/8 ユニットは1970年代以降のRFT製品に多用されていたものですので、音は良いです。・RFT 2301, 2322, 2361の後継機的な位置づけになります。
【3】エンクロージャー＆スタンド・型式：球形、密閉型・サイズ：球形部分の直径＝最大183mm・入力ケーブル：ユニット直付けで約20㎝のケーブルが引きだされ。末端は2Pハーモニカ端子になっています。・入力拡張：別売りアダプターでバナナプラグ、極太ケーブルの接続も可能です。・状態：大きなダメージはありません。汚れが少しあります。・スタンド：デスクトップ、またはスピーカースタンド上に置くためのスタンドが付属します。・エンクロージャーの材質は樹脂製です。・半球を2つ向かい合わせた構造で、4本のねじで固定されています。・内部には白いグラスウールの様な素材の良質な吸音材が詰め込まれています。
・大きな傷や変色は無くきれいです。・これと同形に近いエンクロージャーはGrundig, VISATON他にもあり、音質はいずれも良好という評価が得られているものと思います。・ケーブルは８芯のものでそのうちのブラウン(+)、黒(-)の2本のみ使用しています。

【4】音・以下は主観ですのでご承知おきください。・まずは、ユニット面を約30度上に向け、ビバルディ、モーツアルトの広いホールでの弦主体のクラシックCDを聴きました。・音の放射パターンはほぼ360度ですので音が後面にも広がり、広がりをうまく表現しています。・これは素晴らしい！この種のソースには抜群の実力を発揮します。・次に、ユニット面をリスニング位置に直接向け、Sonny Stittのワンホーンコンボジャズを試聴しました。・アルトサックスが前面に現れ、その後ろでリズムセクションが軽快にバックアップします。・直接音だけでなくステージ大きさもうまく表現されます。・総じてアコースティック系の音楽ソース全般に相性が良いと感じました。
【6】輸送・輸送は120サイズの予定です。・送料は着払いでお願いします。
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