明治5年創業、130年の歴史を持ち、宮内庁御用達の正に日本のトップクオリティ・ブランドの大塚製靴が阪急メンズからのオーダーで展開する「Craft by Otsuka(クラフト バイ オーツカ)」のキャップトゥです。ピッチドヒールですので、かなり高級クラスのものだと思います。現在、Craft by Otsukaはレギュラーラインで、57000円くらいです。ライニングのスタンプから2007年製造のものと思われます。サイズ表記は「26.5」で、日本人の足型に合わせたラストですので、ウィズはゆったり目。リーガルやスコッチグレインの「26.0EE」くらいです。私はリーガルやスコッチグレインの「26.5EE」、UK8.5から9,USサイズで9.5から10というのがジャストフィットで、この靴はわずかに親指横側がきつかったです。ショップで丸洗いと、トップリフトをビブラムのラバー製に交換してもらいました。少し摩耗していますが、ビンテージスティールが付いています。15年くらい前ということもあり、革質がかなり良いです。コロナの影響でヨーロッパの原皮価格が高騰してますので、本格革靴の価格は今後さらに上がります。もしくは革のグレードが下がります。最後の2枚の画像でご確認いただけるように、右足のカウンターライングに少しダメージがあります。それと、左足の中底の親指が沈むあたり、沈みのせいで少しダメージがあります。ライニングは年式の割に状態は良い方ですが、右足の小指横、親指上の箇所が少しダメージがあります。内側はどうしても傷みがちですし、底革のようには交換はできません。靴の宿命ですので、慣れない方はその点ご留意お願いいたします。高級本格革靴の入門として、また大塚をまずはで試してみようという方によいのではないかと思います。ビンテージ靴に慣れている方なら、M5にも劣らない大塚の上級ラインですのでお買い得だと思います。画像のシューツリーは撮影用で、発送の際はプラスチック製のシューキーパを入れ、リサイクル段ボール箱に入れてお送りします。