古銅製による花器で薄端の僧旻鋳となります。自宅の蔵の高台に保管されていたものです。側面の古い削りが繊細で見事です。唐銅ならではの重量感もあります。「丹項斎」の金属工芸はなかなか市場に出回らず希少かつ高価なもので、骨董品としても価値の高いものとなります。モダンなインテリアとして、置物として飾ってても、十分カッコ良く存在感があります。ちなみに、実際に花を生ける時には、水は穴の上ぎりぎりまで入れて、皿状になっている部分には水を溜めないように使うとのことです。薄端のような銅器は孫の代、末代まで使えると言われています。古いものですので、経年による劣化や汚れはあります。敢えて磨かずほぼそのままで出品させていただきます。古い骨董品にご理解ある方のご購入をお待ちしております。幅　14.4㎝高さ　11.5㎝